最近、職場の若手から「どうやったらプログラミングができるようになるんですか?」と聞かれることがあったので、ひと言
と返事をしておきました。
分厚い入門書を買ったりする暇があるなら、まずはコードを書きましょう。
プログラミングは書かないと覚えられない
わたしの経験上、プログラミングは書かないと絶対に覚えられません。
これは断言できます。
その理由は二つあります。
理由その1:プログラミングはスポーツと同じ
プログラミングって、本を読んだり人の書いたプログラムをいくら見ても上達しないんです。
これってスポーツは練習しないと上達しないのと同じなんです。
たとえば毎日野球の中継を見ても、絶対に野球は上手くなりませんよね?
ゴルフの上達法の本を山ほど読んでも、スコアはよくなりませんよね?
プログラミングも同じで、いくら教科書的に勉強しても、実際に書かないと感覚が掴めないんです。
プログラミングができるようになりたいと思ったら、とりあえずエディタを起動してコードを書いちゃいましょう。
話はそれからです。
理由その2:バグると知識がつく
初心者の書いたプログラムは、99%バグります。
コンパイラがエラーを吐いたり、プログラムが途中でとまったりしますが、あわててはいけません。
ここからがプログラミングの本番です。
何かエラーが出ると、それをどうにかして直そうとする過程でいろいろと調べ物をすることになります。
本を読んだり、ネットで検索したり、詳しい人が近くにいるなら直接聞くのもいいでしょう。
この調べ物をする過程で、自分の理解とプログラミングの本質のズレを修正できるんです。
プログラミング初心者は、おそらく自分で書いたコードの半分も内容を理解できていないでしょう。
でもそれでいいんです。バグってから直してしまいましょう。
最後に みんな最初は初心者だ
わたしも最初の頃はプログラミングなんて全然さっぱりこれっぽっちもわかりませんでした。
しかし、9年間のプログラミング積み重ねによって、今では頭の中で考えたことをそのままソースコードにかけるようになりました。
プログラミングができるようになりたいそこのあなた、これを見たらさっそくエディタを起動しましょう!
とにかく書け!