この記事は、
- キャリアアップのために何かしたいけど、どうしていいかわからない!
- 苦手なことがたくさんあるけど、がんばってなくした方がいいの?
- そもそも自分の得意なことがよくわからない!
という方にむけて書きます。
弱点の克服は非効率
まず先に言ってしまいますが、弱点の克服は時間のムダです。
スキルアップの方法としては全くオススメできません。
なぜムダなのかというと、単純に効率が悪いんですよね。
たとえば、あなたがメチャクチャ数学が苦手だったとしましょう。
そうですね、100点満点中の10点くらいだとしましょうか。
ここからあなたは苦手克服のため、歯を食いしばって数学の勉強をします。
そうすると、100点満点中の60点くらいには大体のひとがなれるんですよ。
もちろん本人にも成長してる実感はあるでしょうし、達成感もあると思います。
でもね、100点満点中の50点じゃ市場価値がほとんどないんですよ。
同じレベルの人が山ほどいますからね。
しかも勉強がメチャクチャ苦しいです。
苦手なことだから当然ですよね。
強みを伸ばそう
なので、苦手なものはある程度割りきって、得意なことを伸ばしましょう。
10点を50点にするより、90点を100点にする努力をするのです。
100点であればその界隈でのトップになるので、市場価値は計り知れません。
なにより、得意なことは大体好きなことでもあります。
成果が出ている実感も感じやすいでしょうし、努力を努力と感じないので長続きしやすいです。
わたしはプログラミングや物理計算をするのは得意なので、ひたすらこの能力を伸ばし続けました。
結果、同年代のソフトウェアエンジニアには負けないと言えるくらいの知識と自信がつけられました。
逆に、苦手なことはなるべくツールを使ったり、得意な人に頼むようにしています。
わたしは英語が苦手ですが、辞書やネット翻訳を使ったり、得意な人に通訳を頼んだりしています。
そのため、仕事上で英語が苦手で困ることはあまりありません。
自分の強みを知ろう
当然ですが、強みを伸ばすためには何が強みなのかを知っておく必要があります。
一番手っ取り早いのは、他人に聞くことです。
自分のことって案外よくわかってないものなんですよね。
家族や親しい友人に聞くのがいいでしょう。
自分でも意外な強みが見つかったりしておもしろいです。
お金に余裕があるなら、ストレングスファインダーがおすすめです。
30分くらいのテストを受けると34の資質がわかるのですが、気持ち悪いくらいメチャクチャ当たってます。
お金を払う価値は十分にあると思うので、ぜひ試してみてください。