毎日定時で帰ると豪語していたのに、1年ほど前に埋め込まれたバグを偶然発見してしまいましてね。
修正してテストしていたらすっかり遅くなってしまいました。
この記事では、他人の書いたバグを発見して修正する羽目になったときに、心を穏やかにするコツを紹介します。
せっかくだからなんでも記事にしてしまおうの精神です。
短気は損気です
イライラすると、基本的に損します。
「短気は損気」は、いつの時代も真理です。
この記事をここまで書いた時点でかなりタイプミスが多かったですからね。
まずはわたしが落ち着こう…
職場でもイライラしている人がよくいますが、怒りをまき散らすことで仕事がうまくいった人をいまのところ見たことがありません。
普通は職場の空気が悪くなるだけで、余計に仕事がやりづらくなるだけです。
イラっときても、まずはその気持ちを抑えましょう。
ちなみにわたしがイラっときたときは、腕時計の針を見つめます。
腕を組んで頭を下げて、時計の秒針の先端がカチカチ動くのをみつめて、今何秒かを数えます。
動いている時計の針をみるのって集中力を使うので、一時的にイライラの原因から気をそらせるんですよね。
10秒数える頃には瞬間的な怒りが収まっていると思うので、あとは理性に従って行動しましょう。
「人に迷惑をかけてはいけない」という考えを捨てる
よく「人に迷惑をかけてはいけない」って言いますけど、この考えを捨てましょう。
「人に迷惑をかけてもいい」と考えるんです。
理由は二つあって、一つはそもそも全く人に迷惑をかけないのは不可能だからです。
人間生きてるだけで、何かしら他人に迷惑をかけています。
迷惑をかけてしまうことに神経質になると、どうしても行動が消極的になりがちです。
そうなるくらいなら、迷惑をかけてもいいから積極的に行動しましょう。
もう一つは、他人の迷惑も大目にみようと思えるようになることです。
わたしもちょいちょいバグを埋め込んで人に迷惑をかけてますからね。
「自分も迷惑をかけてるんだし、今回はわたしが助ける番だ」
と自然に思えるようになるので、存分に迷惑をかけあいましょう。
客のことだけ考えて仕事する
当たり前ですが、プログラムがバグっていたら困るのはお客さんなんですよね。
バグを出さないための業務改善ももちろん大切ですが、まずはお客さんのことだけ考えてバグを潰しましょう。
そうすれば他人の書いたバグを修正する理不尽感も少なくなります。
一番ムダなのは犯人探しですね。
犯人を見つけて陰口を言えば多少スッキリするかもしれませんが、問題は全く解決しません。
お客さんにとってもどうでもいい話です。
本質的じゃないことに時間を使うのはやめましょう。
バグの対応をしていたら、帰るの遅くなっちゃったよ!